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耐食性評価及び耐食材料の選定

木村化工機は、長年培われた耐食技術を生かして、電気化学試験により対象液に対する金属材料の耐食性を短時間で加速試験にて評価できるノウハウを確立しました。
電気化学試験による耐食テストは、概ね以下の装置構成で実施されます。

 

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これまでは、耐食性を評価(金属腐食試験)する場合、既存のプロセス中に金属試験片を 数年浸漬させて、その重量変化から判断しておりましたが、評価開始から結果が出るまでに時間がかかるというデメリットがありました。当社は、このデメリッ トを改善しました。耐食テストの流れは、次のようになり、サンプル液を受領してから、評価結果を報告するまで数日程度で対応可能となっております。

 

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  1. サンプル液を受領し、所定の濃度に調整します。濃縮度によりますが、数日で濃縮液を調整します。
  2. 試験片の調整
  3. 常圧及び高温高圧試験は、数時間で完了します。
  4. 結果まとめ・報告

 

次の写真は、耐食テストで使用する試験装置の一部です。また、次のグラフは、電気化学試験のテスト結果の一例を表しております。テスト方法は、テスト液に 浸漬させた金属試験片に腐食強度である電圧をかけてゆき、金属試験片に流れる電流(腐食量)を記録する方式となっております。

[孔食腐食発生(青い線)]
金属試験片に電圧をかけてゆき、約250mV付近で大きな電流が急激に流れている様子があらわされております。この程度の低い電圧にて、腐食量の目安である電流値が急激に流れるということは、テストした金属材料がテスト液に対して耐食性に劣るという結果となります。

[腐食発生なし(赤い線)]
このケースでは、腐食強度である電流値を上げていっても電流値に大きな変化が見られないことから、耐食性が高いという結果となります。

 

◯試験装置

(ポテンショスタット、オートクレーブ)

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◯電気化学試験データ例

(アノード分極曲線)

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耐食性の評価にあたっては、当社の長年の経験をもとに、電気化学試験で得られた数値データからその腐食形態や耐食性の評価を行っています。

従って、当社は、独自の耐食性評価ノウハウにより、例えば以下のようなトラブルでお悩みの方を支援することができます。

  • 現状設備での腐食トラブル、損傷(全面腐食、孔食腐食、応力腐食割れ)でお悩みの方
  • 新規設備の金属材料選定にお悩みの方
  • 短時間で耐食テスト結果を望まれる方
  • 高温高圧環境での腐食にお悩みの方

  

鉄鋼材料に発生する代表的な腐食の形態例

全面腐食(年間腐食速度で管理)products_mainte_cp_01.jpg

  孔食腐食(発生すると非常に危険)

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