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高耐食材料を用いた設計製作実績

製品名 高耐食材料(ハステロイ・チタン等)の塔・槽・熱交換器
製作例

製作例① Uチューブ型熱交換器

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製作例② 蒸留塔

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製品概要

チタン

チタン(Ti)は、海水、塩水、塩化カルシウム等の塩化物イオン環境下に耐食性があります。塩酸、硝酸に対しては、希薄で低温の領域でのみ使用可能です。酢酸、コハク酸に対しては、高い耐食性を持っています。ただし、微量でもフッ素を含む環境では容易に腐食するため、廃水処理等のプロセスに使用する際には注意が必要です。
チタンは加熱により空気中の酸素と反応して容易に酸化(脆化)してしまう金属であり、溶接施工や機械研磨作業には高い製作技術が必要となる金属材料です。
また、チタンと異種金属との溶接では、硬くて脆い「金属間化合物」を生成してしまうため、直接溶接することは出来ません。

 

チタンパラジウム

チタンパラジウム合金は、前述のチタンに比べて、パラジウムの添加により耐隙間腐食性が改善されます。特に、塩化物イオン環境下の耐隙間腐食性が向上されております。

 

ハステロイMA22MAT21

ハステロイ、MA22、MAT21は、塩酸、フッ酸、硫酸、硝酸、リン酸及びギ酸、酢酸に対して高い耐食性を有しておりますが、使用可能な濃度と温度には注意が必要です。また、塩化物イオン環境下でも高い耐食性を有しており、塩水、塩化メチレン等に対しても耐食性を持っております。ハステロイ、MA22、MAT21は、非常に厳しい腐食環境で使用されるために、溶接部の入熱管理や溶接環境を含めた施工管理が必要となる特殊な金属材料です。

 

ニッケル

ニッケル(Ni)は、高温、高濃度の苛性ソーダ、苛性カリ濃縮プロセスにて高い耐食性を有しております。ニッケルは、その金属特性により溶け込み性が悪く、高い溶接技術を必要とするとともに、パス間の温度管理や開先をやや大きめにとる等の施工管理が必要となる特殊な金属材料です。

 

インコロイインコネル

インコロイ、インコネルは、高温特性に優れた特徴を持ち、高圧ガス設備等における高温高圧下での使用実績が多い材料です。

耐熱性、耐応力腐食割れ性(耐SCC性)、耐酸化性、耐クリープ性が高いことから、高温高圧プロセスに数多くの実績があります。

高温特性に優れた特徴を持ち、高圧ガス設備での使用実績が高い材料です。

耐熱性、耐食性、耐酸化性、耐クリープ性が高いことから、高温高圧プロセスに数多くの実績があります。

 

カーペンター20(アロイ20)

カーペンター20は、フッ酸、硫酸、リン酸及び有機酸に対して耐食性を有しますが、使用可能な濃度と温度には注意が必要です。また、苛性ソーダ、苛性カリに対しては、ある程度の耐食性を有しますが、ある程度の温度までの領域に限られます。

 

モネル

モネルは、耐熱性、耐食性に優れたNi-Cu系のニッケル系合金であり、硫酸、フッ酸に対して耐食性を有しておりますが、高温環境下では耐食性が低下します。

 

NAS254NNAS354N

NAS254N、NAS354Nは、塩化物イオン環境である塩水、海水の濃縮装置に実績が多くあります。ハステロイ相当の耐食性を有しておりながら、低コスト材料であることから設備費を低く抑えることができる材料です。また、NAS254N、NAS354Nは、Ni基合金であり、溶接施工に関しては高い技術力が必要となる材料です。

 

○SUS329J4L(DP3、NAS64)

SUS329J4L(DP3、NAS64)は、塩化物イオン環境にて耐食性を有しておりますが、塩濃度と温度にはある程度の使用制限があります。SUS329J4L(DP3、NAS64)は、塩化物イオン環境下に対して開発された二相ステンレス鋼であり、その溶接施工に関しては、温度管理等高い施工技術力が必要となる材料です。

 

  

テフロンライニング

テフロンライニング材(四フッ化テフロン)は、フッ酸、塩酸、硫酸に対して高い耐食性を有しております。

製品実績 当社では、これら高耐食材料を用いた、熱交換器、蒸留塔、吸収塔、反応器、攪拌槽等の実績を多く有しております。

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