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輸送容器

製品名 輸送容器(キャスク)
適用分野 使用済燃料、新燃料、放射性廃棄物、放射線源等の輸送
製品概要

当社で設計・製作した輸送容器の例を紹介します。

 

t_01.jpg1.使用済燃料輸送容器

日本原子力研究開発機構・大洗研究所に設置されている材料試験炉(JMTR)の使用済燃料を米国に輸送するための輸送容器です。また、トリガ燃料用のバスケットを使用することにより、トリガ燃料を輸送することもできます。

同様の輸送容器は、京都大学複合原子力科学研究所、立教大学原子力研究所、(株)東芝原子力技術研究所、BNFLにも納入されています。
 

2.新燃料輸送容器

高速増殖炉原型炉(もんじゅ)の新燃料集合体を2体収納して輸送する輸送容器です。

プルトニウムの富化度が高いため、放射線被曝から防護するため、燃料集合体を収納するバスケットは、自動化された燃料取扱設備に対応できる構造となっています。

 

その他、多数の輸送容器の設計・製作実績を有しています。収納物の条件をご連絡いただければ、国内の輸送規則に適合した輸送容器の設計(構造解析、熱解析、密封解析、しゃへい解析及び臨界解析)、製作及び試験検査を行うことができます。

製品特長

これらの輸送容器は、実証試験を実施し、輸送容器の安全性を確認し、国内の設計承認書を取得しています。

また、海外に輸送する場合には関係国(米国、英国等)の設計承認書も取得しています。

主な仕様
  1. 輸送容器本体材質:ステンレス鋼
  2. 輸送容器に収納する使用済燃料の仕様
        ウランアルミニウム合金(合金燃料)
        ウランアルミニウム分散型(アルミナイド燃料)
        ウランシリコンアルミニウム分散型(シリサイド燃料)
  3. 発熱量:2.8kW以下 (冷却日数:360日以上)
  4. 輸送容器の収納燃料要素数:約30本

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